初日で無理だと悟りました。警備員の仕事をすぐに辞めたいです。

退職電話代行。警備員のバイトを辞めたい。
以下は退職電話代行の事例となります。
お問い合わせくださったのは警備員のアルバイトをしている
男子大学生さまでした。
※複数のメールをつなぎ合わせてできるだけ読みやすくしております。
全文転載許可の了承を得ていますが一部内容を変更してあります。

目次

交通誘導員の仕事を辞めたい

ご相談内容

20代 男性 大学生の方からのご相談メール

突然のご連絡失礼します。
僕はいま警備員のアルバイトをしています。
体力的には問題ないのですが職場環境が悪く、
毎日帰宅するたび明日こそは辞めることを伝えようと
考えてしまいます。でも考えるだけです。

言い出す勇気が出ません。

僕の周囲は体育会系だらけだからです。

初日で無理だと身に染みました。はやく退職したいです。

パワハラじみたこともありました。
いま、考えると最初からおかしかったんです。
警備員はアルバイトといえども研修を受ける義務があります。
法律で決まっているんです。

経験がある人ならば分かると思いますが、
法定研修といって4日間程度はみっちり挨拶の仕方から、敬礼・整列。
そして交通誘導の仕方までも習うはずです。

しかし私の採用された警備会社は法定研修がありません。
採用後に、いきなりですよ。
初日に道路のまっただなかに放り込まれたんです。

いちおう事前に、研修のようなものがありました。

職場の先輩警備員から「棒を振っていろ」と言われ、
駐車場で20分振り続けましたね。
車の窓ガラスを鏡に仕立てて延々と。

で、あとはいきなり現場に立たされたんです。
教えられたのは「止まれ」「進め」だけ。

はじめてなのに先輩警備員は怒鳴るし、ドライバーからも文句を言われました。

最初だから簡単な場所だろうと思っていたらこれです。
あとあと聞いたところによると元々治安がわるい市内のさらに
治安が悪い地域に当てられたようでした。

いくら頭をさげても無視するドライバーもいれば、
犬を追い払うかのように「シッシッ」と手を払うドライバーもいました。

なかなかコツがつかめておらず苦戦つづき。
いっしょに現場に入った先輩警備員はドライバーの目の前で
私のことを叩きます。必要なのはわかっていました。

なかなか車が進めず、イライラしているドライバーの
溜飲を下げるためにわざと不器用な新人警備員の私を叩くことが。
けれど納得できません。未経験でも大丈夫と言うからバイトに
応募したのに。いきなり現場入りとは聞いていませんでした。

初日はなんとか切り抜けました。けれど限界です。
何度も轢かれそうになり、緊張の連続で唇はパサパサ。
ろくに水も飲まずに誘導のため大声をだしていたので声もでません。

簡単な仕事だと説明されていましたが、私も額面どおり受け取っていた
わけではないんです。でも、私にはあわない仕事だと実感しました。

初日が終わったら本格的な研修を受けるものだとおもっていたら
そうではなく、また現場に直行するらしいと聞き、折れました。

大学の講義があるので、週に2日間だけという契約でしたが
もう辞めたいです。

次の出勤日まで二日しかありません。
かならず料金はお支払いしますので早くお願いします。

下に依頼に必要な項目を書きました。

電話番号:000-000-0000
会社名:***セキュリティサービス***支社
会社の住所:○○県○○市
面接担当者・上司名:田中太郎(仮名)
連絡先(課・部など):交通誘導
ご依頼者さまの職種:警備員 誘導員
ご依頼者さまの立ち場:アルバイト
業務内容:車の誘導・警備業務
退職する理由:身体が持たないので辞めたい
相談内容:上に書いたとおりです。

家族になりすますとかはいらないです。
誰かと聞かれた「代理の者」と言ってもらってかまいません。

いちおう退職届けは書き終わり、すぐに郵送できる状態です。
どうぞよろしくお願いします。

結果

お問い合わせ頂いた後、手が空いていたスタッフが
退職電話を代行をさせていただきました。
報告によると、
「口調は普通だけど静かに怒っているのがわかる」ほどだったようです。
受け取ったのは男性警備員で本部の社員でした。

貸与品については「すぐさま今日の日付で返却しろ」。
こう言われただけです。

あまり機嫌を損ねたらいけませんので、
すぐにご相談者さまへ連絡を差し上げました。

制帽・誘導灯・蛍光チョッキ・レインコート、
防寒着・安全靴、等などの貸与をすぐに郵送にて返却して
いただきたいと。

最初から汚かった制服・防寒具などは
クリーニングはせず、そのまま。

誘導灯は渡されたときから光量が芳しくなく、
いまにも切れそうなほど電池が消耗していました。

そのまま返却しては印象が良くないので、
「単1電池を同封してください」との意見をさせていただきました。
初回1日目、契約期間内で辞めてしまうのでこれくらいの
誠意は見せませんとね。

その後、ご相談者さまは宅配業者を家に呼び、
装備一式を詰め込んだ配達物を受け渡したそうです。
なかには退職届を入れて。

家族には内緒だったらしく、家に電話が来ないか
心配がっておりました。しかし、結局1本の連絡もなかったそうです。

これは、すぐに辞める決意をしたのが功を奏したとも言えます。
警備業は年中求人広告をだしているような万年人手不足な業界です。
バイトといえども中途半端に戦力になってからでは遅いからです。
主力となっていたら引き止められます。

しかし、今回は無事に辞められてなによりでした。

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