【密告手紙のルール】真実を誰かに伝えたいあなたへ

推測情報をあたかも事実であるように語る行為、手紙に記すのは危険です。
虚偽の情報となってしまうためです。

密告・忠告文章を書くのにあたって、守ってほしいのは 3点。
「代弁しない。推測情報を断定しない。憶測をしない」です。

なお、脅迫(脅し・取引)や名誉毀損にあたる文章はご法度なのは
言うまでもありません。

目次

密告手紙のルール 『3ない』

不倫・浮気の密告や忠告の手紙を誰かに送付したいと
思っているあなたに向けて記します。

当記事では脅迫・名誉毀損のハードルをクリアした方でも
ひっかかる箇所を重点的に伝えます。

ひっかかる箇所、それは「虚偽」についてです。
あなたが嘘をつきたくはなくても、無意識下では嘘をついてしまいます。

例を以下に記します。

主人公:B男さん。現在彼女であるB子さんが浮気中
状況:男性A(以下、A男)が複数の女性と浮気中。B子さんとも交際。
密告者:A男と関係を持っている女性の彼氏(B男さん)
密告先:A男と交際している本命彼女のA子さん

以上の状況で、B男さんはA男さんと複数の女性との浮気の証拠を握っています。

B男さんはA男さんに敵意を持っています。

そのため、密告手紙の文章にもその敵意がこめられてしまうのです。

B男さんはどうにかして遊び人のA男と自分の彼女であるB子を
別れさせたい。

そこでA男の本命彼女であるA子さんに密告の手紙を差し出します。

差し出す手紙の文章にも気をつかいました。

なので、脅迫・名誉毀損の部分はなんとかクリア。
しかし、最後の最後にひっかかってしまいました。

虚偽情報を伝えてしまったのです。
厳密には、虚偽情報となるであろう情報を、です。

どういうことか?

例を示します。

以下の文に嘘となる情報が含まれています。

【文章例1】

A男さんは浮気についてなんら悪びれていません。
そして、A男さんはあなた以外の女性と結婚するつもりでいます。

以上はあくまで密告者であり、手紙の作成者であるB男さんの
勝手な推測です。

A男さんの気持ちを勝手に思い込み、断言しています。

つまりは「推測情報」「不正確な情報」です。

A男さんが悪びれていないかどうかの判断は、手紙の送ったB男さんが
するべきではない行為です。

判断するのは密告手紙を受け取った、A男の本命彼女であるA子さんのみです。

もし、上記文章をA男さんに見せたらきっとこのように言い逃れします。

「浮気については本当に悪いと思っている」
「浮気相手と結婚するつもりはないよ」

このような状況になってしまうとB男さんが手紙に記した以上の文章は
「嘘」の情報となり、手紙事態の信憑性も下がります。

心がけてほしいのは、以下の3点。

  1. 勝手に人の思いを断定しない(代弁しない)
  2. 推測情報を断定しない
  3. 憶測でものを申さない

以上の3点に注意しないと、あなたは自身が気づかぬうちに嘘をついてしまいます。
※2と3は正確には重複するのですが、性質が異なるので別けています。

そして相手を騙そうとする詐欺師になってしまう恐れもあるのです。

こちらに大義名分があっても虚偽情報(うそ)を与えてしまっては台無しです。
違法な別れさせ工作とほとんど変わりありません。

では、【文章1】はどうなおしたらよいのか?
以下に例を記しました。

【文章例1 修正後】

ここまで証拠がそろっています。
それなのに長期にわたって浮気を継続しています。
もしかしたらA男さんは浮気についてなんら悪びれていないのかもしれません。
あなたが心配です。
このままA男さんの浮気を許していては、本命であるあなたを差し置いて
違う女性と結婚をしてしまう展開もあり得るためです。

手直しといっても、簡単です。

断定口調は控えて、推測情報は正直に推測ですと伝えるだけ。
あとはあくまで可能性を示すだけです。

推測情報の前には、誘導するための情報を配置しています。

直接本人にたずねてもいないのに勝手に代弁するのは禁止です。
やめてください。勝手に人の思いを探って「きっとこういうふうに思っているんだ!」
と勘繰って代弁してしまうと後々フォローができません。

脅迫・名誉毀損となる情報は記さないのは当然です。
名誉毀損にあたる手紙の送り方(複数名に拡散)も厳禁です。
そして、推測情報をあたかも事実であるように語るのも禁止ですので。

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