苦情電話代行事例「交通整理の警備員から小馬鹿にされて怒ってます」

今回は苦情電話代行の実例を紹介いたします。
特定を防ぐため細部を変更しておりますが、
大筋は変更しておりません。
また、複数の相談メールを読みやすいようにつなげております。
実際にいただいたメールを転載した文章ではありませんので、
ご注意ください。
※公開許可済み

目次

何の権限もない警備員に無茶な注文をされた男性

ご相談内容

男性のご依頼者さま
突然のご連絡失礼いたします。
苦情電話代行の見積もりを頂戴したく連絡させていただきました。苦情先は某警備会社です。苦情を言ってもらうスタッフ様は男性を
希望します。30代以上の方に苦情を入れて欲しいです。あと、勤務先がその警備会社と懇意なので私がしたと絶対にばれたくありません。
見積もりお待ちしています。~返信後~ご返信ありがとうございます。

苦情内容を正確にご理解いただくため、私が苦情を
思い立った経緯を記します。

先週あたりから私の勤める会社の敷地内で工事が始まりました。
いつくもの建物を含む広大な敷地なので、自転車で移動することも
あるくらいです。

そして、会社敷地内のみならず会社周辺でも工事が始まり、
あたりはいつも渋滞という有様でした。

私はいつもは車で通勤していたですが、あまりにも渋滞がひどいので
一時、自転車通勤に乗り換えました。

会社への道のりには工事現場があり、交通規制がしかれて居ます。
そのため片側交互通行となっていて、警備員さんが誘導してくれているのですが、
人によって態度が違うとかなり問題となっていました。
短期間の間にあれだけ噂になるとは驚きです。

私も被害に遭ったひとりです。
自転車通勤に切り替えた日のことです。
片側交互通行箇所へ差し掛かると、壮年の警備員が
私に一時停止を促しました。

私が走っていた場所は歩道と車道の境目、路側帯です。
路側帯といってもほとんど領域がありません。
歩道を徐行できるのは、歩行者がいない場合に限るので
うかつに歩道に乗り入れることはできません。

右側からは車がビュンビュンスピードをあげて通り過ぎますし、
かといって歩道には歩行者が居るのでとおれません。
狭い道なので自転車を押して歩くこともできない状況でした。

私の左側には歩道があります。
しかし、左側に自転車ではまず乗りこられない段差があり、
歩道に乗るためには車が身をかすめるなか自転車を降りなければいけません。
ただでさえ交通マナーが悪い地域です。

私が安全にいるには停止状態のまま後続の車がとおりすぎ、
警備員の合図をまってから通り抜けるのが1番でした。

なにせ細い道です。また田舎なのもあいまって
自転車乗りは邪険にされています。
迂闊に動くと自分の身が危ない。
そんな状況でした。

でも、どういうことか警備員は前方からの車の走行を許したまま。
「いつまで待てばいいのだろう」と思っていると、すぐ前方の安全地帯にいた
警備員がこういいました。

「歩道をいってくれるとありがたいんですがね~」
「あとがつかえてるんですよ~」

いかにも、私のせいで交通がままならないといった感じです。
自分の警備員としての能力を棚にあげています。
かなり子供にさとすように小馬鹿にしている様がありありと
目に付きます。

「いやいや、下手に動けない状態なんですよ」
「この状態(自転車に乗ったまま)から歩道に進入することは無理です」
「ほんの一瞬でも車を止めていただければそうしますよ」

このように事情を説明したのですが、まるでわかっていない様子。
見ればすぐにわかる状況なのに、理解できないとか「こいつ馬鹿か?」と
思ったのですが、一時停止しているドライバーが急かしてきます。
理解できないない外部者から見れば私が悪者のように写っていたのでしょう。

警備員の相方に一時停止の指示を出せば事が済むのに
そうしない。当時急いでいたことも私は話を已む無く聞き入れました。

まだ、動ける方だった私は前方の車が私の右腕をこするように
走り去った瞬間、一気に自転車からとびおり自転車を担ぎ、
急な段差を昇り歩道に上がりました。

一瞬の出来事であり、少し間違えば事故になるほどだったので
周囲の人間は唖然。そのまま自転車を押して無言でその場を去りました。

壮年の警備員は礼もなにも言わず無言。
業務に戻っています。

会社の同僚や上司はよく、交通整理の警備員を
「負け組み」「案山子(かかし)よりも仕事ができない案山子」
「棒を振るだけの人生」と、馬鹿にしています。
けれど私はいままで一言も警備員に対して悪口を言ったことはありません。
それどころか会社近辺の警備員に対しても挨拶をしています。

一方、同僚たちは警備員を見下しているので声もかけませんし、
挨拶をされても返しません。

なんだか、やるせない気持ちに陥ってしまいました。
あそこまで仕事ができないものなのかと哀れんでいます。
一部を見て警備業界全体を憂えるのはやりすぎかと思いますが
どうしてもあのような場面を見てしまうと考えてしまうのです。

本来であれば私が直接文句を言うところですが、
会社内・周辺で整理を行なっている警備会社は勤務先と
懇意の仲なのでいち社員の私からは言い出せません。

それに私だけではなく被害に遭っている方もおられるようです。
休憩中に問題の場所へ観察しに行くと明らかに自動車優位で
交通整理をしています。

自動車ドライバーは短気になりがちなのでそのように
しているのでしょう。けれど10分ほど自転車ドライバーを
待たせ、あまつさえぞんざいに扱っています。

例の警備員は人によって態度を変えるらしく、
明らかに面倒くさそうな男に対しては丁寧な物腰でした。
しかし、小柄な高校生が自転車で近づくと、顎で歩道にあがれと促しています。

でも、その高校生はすこしとろくさいのか、自転車から降りるときに
右足を車にぶつけよろめいていました。
「危ないっ!」と思っても誰も助けません。

また、ドライバーもほとんど歩行者・自転車ドライバーなんておかまいなし。

交通マナーを守れないドライバーが多い地域であれば、
それなりに腕が良い警備員を派遣するはずなのに。

目撃していたのであれば私が直接文句を言えばいいのですが、
面倒ごとは避けたいので黙っていました。

忘れよう。警備員は自己責任。
同僚や会社の人が言うとおり他に行き場のない
可愛そうな人たちばかりなんだ。
そう、言い聞かせて怒りを忘れようとしました。
けれど、おさまりません。

私に対してぞんざいな態度をし、さらに見かけで人を判断。
なんの資格も持たないのに人に上から指図する警備員が
心底むかつきます。危険を冒しながら指示に従ってあげたのに
一言の礼もなし。

ひとこと文句を言わなければむかついて眠れません。
あのような平警備員に言っても無駄ですので、
直接本部へ苦情を入れていただきたいです。

警備していた場所(住所)・日時はメモしてあります。
警備員の名前は確認できなかったものの、その情報で
ある程度、人物が絞られると思います。

なので、メモした情報とともに、起きた出来事をまじえて
苦情をいっていただきたいのです。

どうか、私の代わりにガツンと言ってやってださい。
よろしくお願いします。

ご依頼者さま情報

性別:男性
年齢:20 代
職業:会社員
状況:警備員から受けた仕打ちが忘れられない
利用目的:鬱憤を晴らしたい

ご依頼内容確認

利用サービス:電話代行サービス
電話代行種類:苦情電話代行
担当スタッフ:37 歳 男性
担当スタッフ 声質:低い
電話をかける際の役柄:匿名。その場に居た自動車ドライバー。
希望架電日時:依頼者さま社内在籍時(アリバイが明確な時間帯)

料金

ご利用料金:15,000 円
録音オプション:なし

実施内容

30代男性スタッフを手配。
依頼者さま自身が何に対して苦情を言いたいのか
まとまっておりませんでした。

ですので、当事業所が事情を元に苦情内容を要約。
依頼者さまと相互確認をとり、内容に過不足が
ないことを確かめたあとに実行しました。

苦情電話をしたあとに、報告メールを依頼者さまに送信。
報告メールには苦情担当者の名前・相手の反応・台詞を
記載しております。会話応答形式で記された文章ですので、
会話の流れが確認できます。

結果

苦情受付係りからの謝罪の言葉を獲得。
しかし、謝罪だけで具体的な防止策は聞けませんでした。

なお、後日、警備員の交代が確認されました。
件(くだん)の壮年警備員は見かけなくなったとのことです。
しかし、苦情電話が原因だとは明確に申せません。
警備員は出入りが激しいですし、同一箇所でも
持ち回りで現場を交代するからです。

お問い合わせ

言いたくても言えない苦情を代行いたします。
相談は5通目まで無料。見積もりは何回でも無料です。

お問い合わせフォームからのご相談・見積もり依頼は
24時間受付中ですのでお時間問わずお申し込みが可能です。

まずは見積もり依頼だけでもかまいません。
ご連絡お待ちしております。

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