当ページは相談・個別質問の回答ページです。
読みやすいように質問者さまからいただいた複数のメールをまとめて記しています。
メールの転載ではございませんのでご注意ください。
目次
相談者さま情報
年齢：20代
性別：男性
待遇：正社員
状況：出勤中
希望：即時退職希望(上司に退職の意向を告げたあとに出勤したくない）
社内での評価・身分など：新入り・研修後ではあるが人手が足りないため
仕事のいちぶを指導者なしで本格的に任せられている状況。
どのサービスについての質問か？：退職電話代行サービス
質問「退職電話代行サービスで即時退職できるのか？」
私はいま、第二新卒として某企業に勤めています。
正社員で現在も出勤中の身です。
退職に向けて引き継ぎマニュアルの作成や物品整理を水面下でおこなっています。
給与はよいのですが、会社の気風が肌に合わず退職する気持ちでいます。
ただ、不安があるのです。
単刀直入に申しますと、ほんとうに電話だけで即時退職が
可能となるか不安です。
契約書面を見ても即時退職希望時の説明文がみあたりません。
入社して数ヶ月で、継続勤務日数もすくなく。
有給（年休）も 2週間にはまったく届きません。
最近では仕事の疲れからか食欲もなく、毎日食パン1枚だけで
すごしています。
希望としては、未支払いの給与なんていらないので
一刻もはやく会社を辞めたいのが本音です。
事情は以上です。大体は伝わりましたでしょうか？
質問とはこの「即時退職の可否」についてです。
失礼ながら他社さまに先に相談したところ、
「自社独自の交渉術で90パーセント以上の確率で成功させます！」と
答えていただきました。
そういうものなのでしょうか？
退職電話代行サービスなるものを利用するのがはじめてなので
まったくわかりません。
いろいろとケースによって異なると思いますが
可能性があるかどうかだけ答えてもらえると助かります。
回答「即時退職できる可能性あり。ただし・・・」
よって即時退職ができる可能性はもちろんございます。
ただし、90パーセント以上と断言できるものではありません。
また、すでに退職の気持ちが固まっているのであれば
退職電話代行サービスを利用する・しないにかかわらず
なるべくはやめに会社側へ伝えるべきです。
お話を聞く限り、相談者さまは会社側より重宝されていると
推測いたします。
指導者なしで新入りにはむずかしいとされる仕事を任されているのが根拠です。
このまま主力社員扱いとされ、つぎつぎと重要な仕事を任されていくと、
辞めるに辞めれない状況となってしまいます。
事実、そのような状況に陥っている方はすくなくありません。
会社側より条件をだされることだってありえます。
「後継者を育ててから･･･」
「引継ぎ書（ファイル）をまとめてから･･･」
「取引先各所に挨拶まわりしてから･･･」など、なかば強制的な
条件をだされてもおかしくはないのです。
基本的に退職電話代行サービスは退職希望会社に「お願い」をするサービスです。
やむを得ない退職理由ではない場合には会社側(職場)の了承をとるしかありません。
「絶対にやめさせます！」
「特殊な交渉で即時退職が可能です！」などとうたっている
退職電話代行会社が存在しています。
ですが、｢交渉」は基本的に不可能です。
あくまでお願いする立場だからなので、なんの資格もない
電話代行業者が「交渉」をしてしまうと違法です。
よって、最終的な答えは以下となります。
・退職電話代行サービスによって即時退職できる
可能性はあるが、ただし絶対（100%）ではない。
以上です。
即刻退職できる可能性のある方は
職場・待遇・退職理由・部下もちかどうかなどで
即時退職できるかどうか、難易度が変動します。
難易度が高くても低くとも、一番だめなのは
先送りにすることです。
「上司の反応がこわくて話を切り出せない」
「社内のみんなに迷惑がかかるとおもうと、出勤したくない」
と、先延ばしにすると状況は悪化していきます。
退職の話を上司に切り出そうと決心した日に
重要なプロジェクトを任されたという人は決して珍しくはないのです。
状況が悪化する前におはやめにご相談ください。
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