不倫密告の定番失敗パターン

密告であれ告発であれ、基本をきっちりとおさえておかないと火傷します。

目次

密告・告発の基本を無視する人・知らない人

事後相談は手に負えません

不倫密告方法をネットで調べて自分で
変なところで節約してしまったのですから自己責任です。

「どうやらすでに犯人が私だと分かっているようで、
遠まわしに警告してきました」

「夫の浮気相手に脅迫行為だと迫られています」
と、相談される方がおられます。

「どうにかしてください」と言われてもどうにもできません。

また、状況を聞いて相談を受けアドバイス(助言)をするにしても
料金をいただかなければならないのです。

実際に手を動かして時間も消費して対応するのですから当たり前のことです。

でも、そのような方に限って「相談だけでお金とるんですか?」と嘆かれます。
不思議です。

そこで話を聞いてみたところ「節約」として自分で実行した方、
友人に協力してもらって失敗した方が多いと気づきました。

詐欺業者以外であれば最低でも3万円以上はしますからね。
密告や忠告案件は。電話一本でも、です。

ほとんどリスクのない電話連絡とは違います。

節約したくなる気持ちも分かりますが、準備にもお金がかかります。
相談~シナリオ決定や役者の手配から実行~報告まで、
手間隙が必要なんです。

当ブログの事例を読み込めばここまで火傷することはなかったのですが、
密告しようとする方は気が急いているので冷静になれません。

配偶者の不倫相手に意識が向いてしまって、客観的に自分を見れていないのですね。

私としても助けにはなりたいのですが、お待たせしているお客様もおりますので、
サービスを受けない、無料利用前提の相談者さまは
お断りさせていただいております。

ただ、このままですと被害が大きくなるかもしれません。

誰も彼もが自分勝手に密告・忠告などをしてしまうと、
密告を受ける相手も余計な被害を受けてしまいます。

なかには密告の範囲を超えて「暴露」となり、名誉毀損となるケースもあるでしょう。
離婚沙汰になる可能性だって大いにあります。

そのため、密告の基本だけここに記します。

不倫の密告失敗例

以下に記すのは、不倫や浮気の密告だけではなく、
企業不正の告発や苦情の電話にも共通する基本知識となります。

自分が知っていることは相手も知っている

企業の不正でも浮気でもそうですが、
「自分だけが知っていて、相手はまったく知らない」という
ケースは少ないと思って下さい。

これだけでどのような行動をとるべきか、指針が見えるはずです。

基本として、密告は身を隠して実行します。
密かに(ひそかに)行なう行為です。

自分が実行者、または指示者だと悟られないようにしなければいけません。
または、自分が特定されないように「紛れ」ないといけません。

そうしないとすぐに相手に特定されて責められます。
「どうしてそんなことをしたんだ!」と、旦那様に問い詰められるでしょう。

あなたに非がない被害者だったとしても一転して加害者と認識されてしまいます。

密告は、密かに。紛れる。隠れる。
これらが重要です。

余計な情報を与えて特定される

密告においてばれる可能性が高いパターンを以下に示します。

──
あなた(女性社員と設定)はX社に勤めています。

同僚のAさんと上司のB男さんが社内不倫をしています。
どちらも既婚者なのでW不倫(ダブル不倫)ですね。

この事実はX社内では半ば公認状態になっています。
しかし、業務にも支障がでてきました。

あなたは我慢できずに本社に告発をしようと思い立ちます。

女性の声では特定される恐れがあるので、男友達に協力してもらい
本社へ、代理で告発の電話をしてもらいました。

これで、なんとか処理してくれるだろうとあなたは安堵します。

しかし、後日、上司に呼び出されて「あの電話は君が指示したのだろう?」と、
問い詰めらてしまいました。

どこでミスをしてしまったのでしょうか?

それは情報を与えすぎたのが原因です。

以下の図を参考にしてください。

各情報取得者グループ図

それぞれの不倫の情報を入手しているグループ図
赤グループはX社内を示しています。
そのくくりには、X社社員のあなたも含まれています。
そして、赤グループが持っているAさんとB男さんの情報は、

・AさんとB男さんが社内不倫をしている
・業務に支障がでている

のふたつだけです。

このふたつだけが赤グループが持っている情報ですし、
AさんとB男さんも自覚しています。

けれど、Aさんは社内不倫はこれで2回目だったのです。
相手のC男さんはすでに別支社に人事異動しています。
そして、このこと―社内不倫が2回目であること―は、
Aさんと親しいグループ(青のグループ)だけにしか話していません。
青グループ内の人物だけが知りえています。

ところが、あなたはこのように思い込んでいたのです。
「自分以外にもAさんの社内不倫が2回目だと言うことは知っている人がいるだろう」と。
そうと気づかずに、以下の3点を含んだ告発をしてしまったのです。

・AさんとB男さんが社内不倫をしている
・業務に支障がでている
・Aさんの社内不倫は2回目

3つの情報を合わせて持っているのはAさんから見ると、
1人しかいません。そうです。あなたです。

余計な情報を付け加えて告発したために、特定されてしまったのです。

3つの情報を持っているのは赤グループかつ青ループに属する人物。

図の中ではピンク色の服を着た事務員と十分に推測されます。
これはあなたです。

上記例は極端な例です。
ただ、基本として以下のように申せます。

いくらこちら(告発・密告側)が名乗りをせずに居ても、
詳細な情報を他者に与えるたびに、こちらの実像も推測されやすくなるのです。

詳細な情報になればなるほど、その情報を掴んでいる人物は限られてきます。
つまり、特定が容易になってしまうのです。

大体の場合、ある程度候補者が絞れていれば特定できます。
そして、絞れていなくともグループわけ(候補者選定)する程度は可能となります。

「詳細な情報を伝える、または自分しか知りえないであろう情報を
伝えてしまうと特定される可能性が高くなる」と、言えます。

あまりにも単純ですが、この基本を知ってさえいれば
大火傷を負う可能性はぐんと下がります。

お問い合わせ

料金を安く済ませたいと思っていると、詐欺業者や基本さえ
守らない、助言もできない粗悪な業者に当たってしまいます。
何より、助言者が居ない状態で「こうすれば安全だよね」と、

安易に密告・忠告電話をしてしまうと、まず簡単に特定されてしまいます。
それでは密告の意味がありません。

また、知らず知らずのうちに「脅迫行為」や「名誉毀損」にあたる
行為をしでかす可能性が高いです。

まずは冷静さを取り戻すことが先決です。

冷静さを取り戻して、それでもなお「密告をしてもらいたい」
「悩みを解決してもらいたい」とお思いであればご相談ください。

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密告文章・手紙の書き方

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