仕事で失敗したからといって、公の前で罵倒されるのはおかしいです。
電話代行屋stupchiba(以下、当事業所)では、
依頼者さまに代わって代理の電話をしています。
そのなかでも相談件数・依頼件数ともに
安定して多いのは退職について。
その中でも、とくに相談者さまの悩みが根深いのが
「パワーハラスメント」(パワハラ)について、です。
目次
周囲の目があるなかで罵倒される
仕事が上手くできない。
お客様にクレームをつけられた、など、
仕事上の失敗を理由に見せしめのように
社内で叱責をされる方が存在します。
ほかの社員、同僚や先輩・部下や
他部署の人の注目をあびながら上司に叱責をうけ、
頭を下げながら時が過ぎるのを待つだけ。
でも、叱責された側は反抗しません。
自分が仕事ができないのが悪い、と考えているのですね。
デきる上司であれば、社員の性格を見て
注意・指導の方法を変えるものです。
しかし、できない上司はだれかれかまわず
注意という名の罵倒しかできません。
相手が萎縮して、さらに失敗を重ねる
可能性があるとは考えもつかないのです。
罵倒されて、奮起するタイプもいますが、
萎縮してさらに行動に制限がかかってしまうタイプも
いるとは思ってもいません。
そのような上司・先輩にあたると職場が地獄となります。
パワハラ上司がときおり見せるやさしさに注意
パワハラばかりの上司といえども
ときに優しさを見せます。
喫煙所やトイレ、食事中に寄り添ってきて
「あのときはごめんな、俺も頭に血が上ってた」等と、
言い訳じみたフォローをします。
しかし、その10分後には、罵倒をしている。
全然、反省していない。
口だけです。
当人は飴と鞭と思い込んでいるようですが、
まったく機能していません。
飴と鞭が機能していたら、対象社員の行動は改善されるはずだからです。
当事業所に相談される方もかなり我慢をしています。
上司や先輩からのパワハラを我慢に我慢を
重ねてようやく行動を起こした方が見受けられているので
どうして日本人はここまで「忠実」なのだろうと考えてしまいます。
公開叱責は名誉毀損となりえる
公開叱責が日常茶飯時になっていると当たり前であると
認識してしまいます。
体育会系の会社、それも営業関係であれば
成績によって罵倒されたり、頭をはたかれたりするのは
珍しくないためです。
仕事の失敗をネタにされ、関係のないプライベートまで
もちだされて社内の笑いものにされてしまう方だって
まったく珍しくありません。
誰も助けてくれません
残念ながら、笑う雰囲気が「正解」であれば相手に申し訳ないと
おもっていても笑うのが日本人です。
社内での処世術として、権力者が「あいつを笑え」と
言ったら、笑うしかないのです。
同僚を笑った自責の念にかられた人物が
するのはあなたを助ける行動ではありません。
あなたと2人きりになったときに、軽めの謝罪をする程度です。
見返りは自身の自責の念が解消し、気分が晴れるだけ。
あなたをとりまく環境は一切変化いたしません。
公開叱責は違法となりえる
公開叱責は違法となりえます。
第三者、不特定多数のもとで著しく
あたな(個人)の名誉を傷つけています。
公開叱責によって社会的評価が下がったと認められれば
これも名誉毀損にあたります。
ただの口頭でのパワハラであったとしても
相手が心身に異常をきたせば、
傷害罪ともなる可能性を秘めています。
ほんとうに辛くなったら逃げるのもひとつの方法です。
自身が傷つき、瀕死状態であるのに「逃げる」
選択をとらないのは動物のなかでも人間だけです。
自然界の動物とは真逆の行動をとってしまうのが人間。
そして、人一倍に責任感のある真面目な方に顕著です。
名誉毀損にあたる公開叱責だとおもわれたのであれば
弁護士や管轄の労働基準監督署にご相談ください。
また、退職の通告がむずかしい状態であれば
当事業所にご相談いただくのもひとつの方法です。
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