【Exif情報を削除する】送信した写真（画像）から特定を防ぐ方法

Exif（イグジフ）情報の削除方法

ツールを使って削除

情報削除ツールを使用するのが簡単です。
「ExifEraser」はドラッグするだけの簡単操作で、
各種情報を一括削除してくれます。

なお、対応しているのはjpg/JPEG形式だけです。
ですが、PNG形式はExif情報が記録されません。
ExifEraserだけで十分通用しますのでご安心ください。

ダウンロードページ：https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/art/se475864.html

緑色のボタン「ダウンロードページへ」をクリック。
zipファイルがダウンロードされます。

zipファイルを解凍したのち、フォルダの中にある
「ExifEraserSetup.msi」をクリックしてインストールしてください。

ショートカットアイコンが作成されますので、
そのアイコンをクリック。

すると以下のウィンドウが表示されるはず。

「ドラッグしたファイルのExif情報を削除する。」にチェックを入れて、
枠内（グレー色の部分）に画像ファイルをドラッグしてください。

すると、ドラッグした画像ファイルに含まれていたExif情報が
削除されます。

注意するのは、「ドラッグしたファイルのExif情報を削除する。」
だと、上書き保存される点です。

画像は上書きされると画質がわずかですが、低下します。
そのため、画像はコピー（バックアップ）しておくのがよいでしょう。

注意しておきたい情報

「カメラの機種」は、カメラの型番が表示されます。
どのようなカメラで撮影をしたのかが判明しますので、
身分特定のための情報となります。

そして、うっかりミスをしやすいのがファイル名です。
Exif（イグジフ）情報を削除したとしても、ファイル名に
特定につながる情報を記載していては元も子もありません。

ファイル名にわざと誤情報を付け、相手を惑わしたり
容疑の矛先を変える方法もございます。

ですが、止めておくのが無難です。

ファイル名は分かりやすく番号をふっておくのがよいでしょう。
メール文章内においても指摘しやすいためです。

Exif（イグジフ）情報の確認方法

手持ちの画像・写真に余計な情報が含まれているかどうかを調べます。
※「写真に記録されているメタデータの確認」とも呼べます。

まずは、調べたい写真にカーソルを合わせ右クリック。
コンテキストメニューを開きます。

そのメニューの中から、「プロパティ」という項目を
クリックしてください。

すると、「全般タグ」の詳細情報が表示されます。
確認したいのは項目が違いますね。

なので、「詳細タグ」をクリックしてください。
すると、各情報が表示されます。
各項目が空白になっているのを確認してください。

また、スマートフォンで撮影した場合には「GPS」タグもチェックしてください。
緯度・経度が表示されていると撮影場所が推測できてしまいます。

何かしらの情報が付与されている場合、削除をお勧めいたします。

↓記録されている情報がない

前置き-写真で自分の存在がばれる？

知っている人にとっては常識。
けれど知らない人はまったく知らないExif（イグジフ）情報。
知らないと危険な目に遭うかもしれません。

たとえば告発メール・密告メールを送信するさいにはご注意ください。

メールにて告発・密告する際に証拠として画像を添付する行為。
場合によってはみずからの存在を晒してしまうことになりかねません。
メールに画像（写真）を添付する際にはExif（イグジフ）情報の
確認を怠らないようにしてください。

なお、Exif（イグジフ）情報だけでは個人情報とは申せません。
あくまで個人を特定する情報の一欠けらです。

ですが、点と点を結び、線を成し、線をたどれば個人に
行き着く可能性があるのです。

どこで何がつながるかが予想できないので、
前もって対策しておくことこそが身ばれを防ぎます。

関連リンク

ソフトを使用せずにExifを消去する方法
ドラッグ＆ドロップでカンタン！ ExifEraser

・JPEG/PNG画像からExif情報などのメタデータを削除する「JPEG ＆ PNG Stripper」
URL:https://neoblog.itniti.net/jpeg-png-stripper/

・撮影時に写真へ記録される「Exif情報」と削除方法について – 道すがら講堂
URL:https://michisugara.jp/archives/2012/exif.html

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