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自身の手で、浮気・不倫相手に手紙をおくりたい貴方へ
など、さまざまな状況に置かれている方のお声をいただいております。
なかにはすでに送ってしまったあとであり、
恋人経由で「筆跡鑑定をする」と聞かされ
特定されないか心配でお問い合わせをいただくケースもございます。
話を聞くと、恐喝・脅迫・名誉毀損ぎりぎりの文章・方法で
手紙を送っている方が存在するのにおどろきます。
相手に非があったとしてもこれでは自分が明確な加害者に
まわってしまいます。
そこで、違法行為をしないため、
また、無駄にご自身の身を危険に晒さないために、
これだけは守って欲しい注意点を簡単に記します。
脅迫は絶対に避ける
脅迫や脅迫とおもわれる文章表現は避けてください。
「もし、私の言うとおりにしなかったらあなたの奥さんにばらします!」
「このまま交際を継続するのであればせいぜい夜道に気をつけてください」
このような危害を加えるとおもわせる文章や、
交換条件などの提示は脅迫にあたる可能性が高いです。
身の危険を覚えさせてしまうような恐怖を与えては
いけないってことです。
しかし、興奮状態で書き上げるとどうしても物騒な表現になってしまいますよね。
なので、以下に興奮がおさまらない場合の対処法をご紹介いたします。
一気に書き上げてすぐ送らない
興奮状態で書いた文章はかならず寝かせてください。
寝かせるというのは、1日開けるということです。
この文章で良いのか?意味はつたわるのか?と、
考える時間を設けることを指します。
実際に手紙を書き終えたら、一晩寝るのをおすすめします。
頭がスッキリして、再度見返すと「うわっ!なんだこれ!」と
おどろくほど落差が確認できます。
書き上げたときには傑作だと思っていても
一晩経って読み返すと支離滅裂な文章だった・・・。
こんなことはよくあります。
文章作成のプロでさえも推敲のため一晩寝かせるほどです。
素人が興奮状態で書き上げたのならばなおさらです。
反対にあえて文脈をおかしくし、狂気を与えるテクニックもありますが、
これは相当に高等なテクニックです。
狙ってするにはまず難しいでしょう。
正式な手紙ではないので、文章チェックツールに
かけるかどうかはお好みで判断してください。
文章のルールでは不正確ですが、警告時には
適している書き方もあるので好みの問題ですね。
※文字をひらかずあえて重たさをだすために漢字で記す、など
協力者・相談者など頼れる人が存在しない方は
必ず書き上げた文章は寝かせてください。
気持ちがおちついてから見直して、粗を削っていきましょう。
客観視することが大事です。
それができないとおもわぬ見落としが生じてしまいます。
要は衝動的な行動は控えるべきということですね。
衝動的
[心をつき動かされるままに、善悪などの 判断もせず行動に移してしまうさま。]
第三者の目を通す
可能であれば第三者の目を通してください。
客観的な視野をいれるということですね。
自分で書き上げた手紙(文章)は、何度読み返しても
自分の視点でしか読めません。
第三者の客観的な目で確認してもらうことにより、
致命的なミスを回避できます。
致命的なミスとは「手紙の差出人(自分)を特定されるような情報」を
うっかり書いてしまうミスです。
たとえば、自分と彼氏のあいだでのみ使う
呼び方(ニックネーム・あだ名)を書いてしまう。
※自分の立場でしか知りえない情報を書いてしまう。
あまりにも詳細な情報を書いてしまうことなどがあげられます。
文章チェックツールでも補えない文脈の乱れなども
指摘してくれますので、ひとり協力者がいるだけでも
大きな戦力となります。
手書きはNG
冷静な状態であれば「手書き」は筆跡鑑定をされる可能性があると判断し、
みずから便箋に筆をすべらせることはありません。
ですが、「夫の浮気相手に文句のひとつでも言いたい」心境に
なっている方は冷静ではありません。
特に相談者が1人もいないと自己判断ですべての作業をおこなうため
細かなことにも気が回りません。
手書きの手紙を相手に渡すということは、
身元を特定される推測材料を与えるのと同じ行為です。
それはなぜか?
筆跡鑑定にだされる可能性があるためです。
筆跡鑑定には手紙の差出人の容疑者の直筆の文字が必要です。
これを対照資料と呼びます。
その対照資料と手紙の文字を比較し、同一人物が
書いた文字であるのかを調べるのです。
書き順・文字の特徴(癖)・筆圧・文字の配置具合など、
思っているよりも精査されるのが筆跡鑑定です。
筆跡文字を入手されるということは、筆跡鑑定に必要な
資料(比較対象文字)を入手されるのとおなじです。
いまでは個人でも筆跡鑑定を頼める時代。
相手が身の危険を感じたら手紙を鑑定にだされてしまうかもしれません。
見る人が見れば知り合いレベルの文字でもわかってしまいます。
「夫の不倫相手が自分の同僚」であったならばすぐ
手書き文字(文書)を入手できます。
対照資料の入手経路はさまざまです。
定番なのは自分の配偶者・恋人経由での入手でしょう。
あなたが恋人の浮気相手(以下、Aさん)に匿名で警告の手紙を送るとします。
するとAさんはあなたの恋人に密かに相談するでしょう。
「家(ウチ)にこんな手紙が来たのだけれど・・・」
手紙を恋人に差し出すAさん。
Aさんはそこで気付きます。
「この文字、あいつ(恋人)の文字に似ているな」と。
Aさんは「もしかして」とおもい、あなたが書いた手書き文書を
隠れて持ち出します。
相談するのは筆跡鑑定師…というながれになります。
しかし、手書きの文字は相手に威圧を与える効果もあるのは確か。
※相手によりますが
印刷文字よりも人間味を感じさせますので、
「自分の秘密を知っている正体不明の相手が居る」と心理面での
圧迫効果があります。
手書きでないと駄目ということはないのですが、
それでも手書きで手紙を送りたい方は
第三者に代筆を頼むしかないでしょう。
もし、頼む際にはできるだけ自分の交友関係の
範囲外の第三者に頼んでください。
そうしないと特定が容易になりますので。
彼氏の浮気相手に手紙を送る場合、
浮気相手が恋人
不特定多数の人に送らない
不倫相手だけにとどまらず、近隣住人・友人・同僚・親戚にまで
送り付けたいと希望する方がいます。
ですが、無関係な人物・多数の人物に知らせると
名誉毀損にあたる可能性が高いのでやめてください。
これもあたりまえですが、
誰にでも内容が確認できるはがきもNGです。
かならず「封」をしている封筒に警告・告発文章を書いた
用紙をいれてください。
「封入」をするのがマナーです。
混入物(髪の毛)・付着物に注意
珍しいケースですが実際に確認できたので注意をしておきます。
便箋・用紙を封筒に入れるときには混入物に気をつけてください。
他に女性の方だと普段使いの「香水」の匂いが
便箋にうつってしまう可能性もあります。
何度も手にとって読み返しているとうつりやすいので
注意してください。
個人個人にはその人の「部屋の匂い」があります。
よく部屋におとずれる人物が嗅いだら1発で分かってしまうものです。
自分ではわからない。
指摘されないと気付かない盲点です。
お問い合わせ
有料となりますが、文章チェックや送り方・封を閉じる際の注意点など
アドバイスをさせていただいております。
実は、特定されにくい手紙の作成方法は、自分とはまったく
接点のない人物に作らせることです。
友人・知人・家族・職場の人物以外に協力がひとりでも存在すれば
大きな利点となるのです。
ちなみに当事業所では手紙の代理作成・代理投函も承っておりますので、
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
なお、見積もり・簡易的な相談は無料ですのでご安心ください。
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